石川住建のはじまりと自分
父は40年程前、親方から独り立ちし石川住建をはじめました。僕は赤ん坊のころから木小屋で作業する両親の姿を見て育ちました。
材料の調達・支度・加工と妥協せず適材適所の材料でしっかりとした良いものを使い最高の住まいと暮らしを造るという父の強い想いを身近で感じながら手伝いをしたりしながら過ごしてきました。
小さなころはただただ大工ってかっこいいなと思ってその姿をみていたと思います。
お客さん・業者さんと話す姿・作業の様子を見ていて感じる年ごろになると家づくりへの強く熱い想いを持つ父の姿がまた違って見えてくるようになりました。
「父の造った家・お客さんの住まいは自分が受け継いでしっかりみていきたい」
と自分にとってはすごく自然な流れで強く想うようになっていきました。
中学生の時には、すでにその想いがあったので地元高校の建築科へ進み卒業式の翌日から父の元で大工作業や木材についてなどを学びながら働きだしました。何でも手作業だった頃と比べ、時代とともに住まいづくりも色々な変化をしていきました。